ブログやアフィリエイトなど、ネットビジネスを始めるためにレンタルサーバーを借りようと考えている人の中には、
「何を基準に選べばいいの?」
「種類が沢山ありすぎて、どれがいいのかわからない・・・」
という人は多いでしょう。
ネットビジネスをする上で、何より大切なのは、サーバーが(Webサイトが)しっかりと売り上げを上げてくれること。
単に、サーバーの容量やドメイン数などだけでサーバーを選んでしまうと、障害でサーバーが止まってしまったり、サイトの表示が重くて使い物にならないといったトラブルが発生して、後悔することになりかねません。
そのため、ネットビジネス向けレンタルサーバーを選ぶ場合、以下の 3つのポイントを重視すべきです。
- 安定性
- 速度
- コストパフォーマンス
レンタルサーバー選びで重要な3つのポイント
また、サーバー自体が止まらなくても、実は同居している他のユーザーや経路上の問題などが原因で、サーバーからの応答が返ってこなかったり、遅れてしまうことはよく発生しています。
サイトの表示が遅いために、表示される前にサッとページを閉じてしまった、という経験は誰にもあるでしょう。ユーザーは非常にシビアです。
逆に高ければいいかというと、そういうわけでもありません。性能とコスパが見合ったレンタルサーバーを選びましょう。
サーバーの料金やディスク容量といったスペック(仕様)は、公式サイトを見ればわかりますが、「安定性」や「表示速度」はスペックを見ただけではわかりません。スペック上はほぼ同じ性能であっても、実際に使ってみると安定性や速度が全然違うということもよくあります。
また、安定性や表示速度は、実際に使用したとしても、大きく差がない限りは、感覚ではとらえにくく、本当にいいのかどうかわかりにくいです。
そこで、当サイトでは各種のツールを利用して、レンタルサーバーの安定性やWordPress の表示速度などを計測し、比較しています。
ネットビジネス向けおすすめサーバーランキング
当サイト独自に行っているパフォーマンステストにもとづいた、真に実力の高い、おすすめのサーバー、そのトップ3 を紹介します。
個人向けレンタルサーバー・TOP3
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ColorfulBox(カラフルボックス)

安定性 | 5.0 |
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処理速度 | 5.0 |
コストパフォーマンス | 5.0 |
月額費用(税抜) | 480円~13,980円 | 初期費用(税抜) | 無料(3ヶ月以上の契約の場合) 2,000円(1ヶ月契約のみの場合) |
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ディスク容量 | 100GB~800GB | マルチドメイン数 | 無制限 |
データベース数 | 無制限 | WordPress簡単インストール | ○ |
お試し期間 | 30日間 | キャンペーン | 10%OFF 他 |
ColorfulBox(カラフルボックス)は、2018年にサービスを開始したばかりの新進気鋭のレンタルサーバー。
mixhost と同様に最新の Litespeed サーバーや HTTP/3、MariaDB など、最新の技術をふんだんに取り入れているほか、近年地震などが多いことから収容サーバーとバックアップサーバーを東京と大阪とに分けるなど、災害対策にも力を入れています。
また、業界最長である30日間のお試し期間や電話サポートがあるほか、上位・下位へのプラン変更が自由に行えるなど、かゆいところに手が届く至れり尽くせりのサービスを提供しています。(完全別サーバーのアダルト専用プランも有)
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ロリポップ!
月額費用(税抜) | 100円~2,000円 | 初期費用(税抜) | 1,500円/3,000円 |
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ディスク容量 | 10GB~400GB | マルチドメイン数 | 20個~無制限 |
データベース数 | なし~100個 | WordPress簡単インストール | ○ |
お試し期間 | 10日間 | キャンペーン | 初期費用無料・半額など |
契約ユーザー数がトップの格安レンタルサーバーとして有名な、ロリポップ!。
近年新たにリリースした「ハイスピードプラン」は、初期費用ナシ+月額料金500円~と、破格の料金にもかかわらず、ハイパフォーマンスの性能を持っていることから、一気に大躍進しました。
見やすい・使いやすい・サポートが丁寧と、三拍子そろっているサーバーのため、初心者におススメのサーバーです。
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エックスサーバー
月額費用(税抜) | 900円~3,600円 | 初期費用(税抜) | 3,000円 |
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ディスク容量 | 200GB~400GB | マルチドメイン数 | 無制限 |
データベース数 | 50個~70個 | WordPress簡単インストール | ○ |
お試し期間 | 10日間 | キャンペーン | 独自ドメイン永久無料 |
エックスサーバーは、シェア No.1 の老舗レンタルサーバー。
常に最高レベルのスペックを保っており、当サイトによるサーバーの実力検証でも、トップを走り続けています。また、使い勝手やサポートなどにおいても、非常にバランスのよいサービスを提供しているため、ネットビジネスに最もおススメのレンタルサーバーです。(当サイトもエックスサーバーにて運営しています)
法人向けレンタルサーバー・TOP3
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WADAX(ワダックス)
月額費用(税抜) | 1,188円~3,888円 | 初期費用 | 3,240円 |
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ディスク容量 | 20GB~150GB | マルチドメイン数 | なし~30個 |
データベース数 | 1個~30個 | WordPress簡単インストール | ○ |
お試し期間 | なし(キャンペーンでアリになる場合も) | キャンペーン | 移転代行費用半額など |
WADAX は、レンタルサーバー業界でも老舗の WADAX が提供しているレンタルサーバーです。
現在は GMO 傘下になっていますが、「No!と言わない」サポートと銘打っているだけにサポートの良さに定評があります。
マルチドメイン・データベース数が少なめですが、セキュリティが高く安定的な運用が可能なため、少数の Web サイトを安定して運用する方向で利用したい方にはおすすめです。
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エックスサーバービジネス
月額費用(税抜) | 3,420円~10,260円 | 初期費用(税抜) | 15,000円 |
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ディスク容量 | 200GB~400GB | マルチドメイン数 | 無制限 |
データベース数 | 無制限 | WordPress簡単インストール | ○ |
お試し期間 | 10日間 | キャンペーン | ドメインプレゼントなど |
エックスサーバービジネスは、レンタルサーバーのシェア No.1 で大人気のエックスサーバーの法人向けサービスです。
安定性も速度もトップクラスのサーバー基盤に加え、WordPress サイトを無料で作成してくれる「ホームページ無料制作サービス」やサーバー移転や各種のサーバー作業をプロのスタッフが無料で代行してくれる「設定代行サービス」が利用できるため、専任の担当者がいない会社でもサーバーの運用が楽に行えます。
また、「Web改ざん検知」や「セコムのセキュリティ診断サービス」を利用できるなど、セキュリティにも優れています。もちろん、自動バックアップも完備しており、Web やデータベースのみではなく、メールデータのバックアップもできるため、ビジネス用途での利用も安心です。
料金が高めのため、順位は 2位にとどまってしまいましたが、サーバーのパフォーマンスはダントツで高く、サーバーの設定を無料で行ってくれることから、トータルでは最もコスパがいいサーバーです。
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CPI「シェアードプラン SV-Basic」
月額費用(税抜) | 3,800円~4,400円 | 初期費用(税抜) | 20,000円 (12か月契約は0円) |
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ディスク容量 | ドメイン毎に300GB(Web 100GB/メール 200GB) | マルチドメイン数 | 10個 |
データベース数 | ドメイン毎に MySQL 5個 / PostgreSQL 1個 | WordPress簡単インストール | ○ |
お試し期間 | 10日間+20日間返金保証あり | キャンペーン | - |
信頼性の高い大手 KDDI 系列で、法人向けの CPI「シェアードプラン SV-Basic」。
CPI の大きな特徴は、Web サイトとメールに加え、コントロールパネルのサーバーを完全に分離している点。各サーバーが個別にアクセスを処理するため、互いのトラフィックに影響を受けることがなくなります。例えば、ウェブサーバーで障害が発生した時でも、メールサーバーは影響を受けないため、安心してビジネス用のメールを運用できます。
また、運用上非常に便利な、テスト環境と本番環境をとても簡単に切り替えることができる「SmartRelease」機能をはじめ、グループウェア「iQube+」やファイル転送サービス「Get a File」を利用できるなど、利用可能なサービスの幅に関しても、共用サーバーにおける最高レベルと言えるサーバーです。
タイプ別・目的別のサーバーの選び方の記事一覧
レンタルサーバー選びに関するよくある質問
- ディスク容量はどれだけ必要ですか?
- 一般的な Webサイトとメールアドレス数個の範囲であれば、50GBもあれば十分です。動画など大きなデータを配信している場合は別ですが、動画は Youtube などに掲載することがほとんどなので、サーバーの容量に影響することはほぼありません。
実は、Webサイトよりもメールのほうがディスク容量は必要です。法人などでメールアカウントを多数作成する場合は、アカウント数分の容量が必要になるため、数百GB以上のサーバーを選びましょう。
- データベースはいくつ必要ですか?
- レンタルサーバーの場合は、「MySQL(マイエスキューエル)」・「MariaDB(マリアディービー)」 といったデータベースの利用が中心ですが、このデータベースの数は使用する WordPress などの CMS(コンテンツマネジメントシステム)の数だけ用意しましょう。
つまり、WordPress サイトを 5つ作成する予定であれば、最低データベースを 5つ使用できるサーバーを選びましょう。
- メールアドレスはいくつ必要ですか?
- 個人で利用する場合、メールアドレスはそれほど多く使用することはありません。複数のサイトを作成している人も、サイト管理用のアドレスや、問い合わせ受付用のアドレスは独自ドメインを使用せず、Gmail などのアカウントを取得して、共用していることが多いためです。
法人の場合は、社員分のアカウントを作成することが多いので、最低でも社員の数以上のメールアカウントを作成できるサーバーを選びましょう。
レンタルサーバーの用語集
レンタルサーバーとは?
インターネット上に Webサイトやメールボックスを用意するために必要なサーバーを借りられるサービスです。
レンタルサーバーは、一般的に複数のユーザーで1台のサーバーを利用する「共用サーバー」のことを指しますが、それ以外に「専用サーバー」「VPS(ヴァーチャル・プライベート・サーバー)」「クラウドサーバー」といったサーバーサービスもあります。
専用サーバー~クラウドサーバーは、サーバー運用のための高度な知識が必要になるので、初心者は共用サーバーから始めるのがいいです。当サイトも、共用サーバーを中心に紹介しています。
ドメインとは?(独自ドメイン)
インターネット上の住所のようなもので、Chrome や Safari などのブラウザに入力することで、Webサイトを表示することができます。
このドメインは固有のもので(独自ドメイン)、世界に同じドメインは 2つ以上存在することはありません。ネットビジネスの場合、自分自身のお店である、Webサイトを作るうえで必須のものです。
マルチドメインとは?
サーバーの契約1つに対し、独自ドメインを同時にいくつまで利用可能かを示すものです。
複数の独自ドメインで Webサイトを作成する場合は、マルチドメイン数が自分の作成したい数以上のサーバーを契約する必要があります。
データベースとは?
データベースは、各種のデータを効率的に管理できるようにしたシステムのことです。イメージ的には、いくつものメモ帳のデータを、Excel に項目ごとに分けてまとめるようなモノです。
Webサイトの場合、WordPress などの CMS(コンテンツマネジメントシステム)で使用されていますが、サイトの文字データや画像データなどを分散して保管し、必要な時に引き出してサイトを構築するために用いられています。
CMS(コンテンツマネジメントシステム)とは?
Webサイトのデータは、テキスト・画像・動画など、複数の要素からなっていますが、CMS はそれらのデータを効率よく管理するためのシステムです。
従来の HTML サイトの場合、1ページずつ作成する必要がありますが、Webサイトには、トップのバナーやサイドバーのウィジェットなど、すべてのページに共通のデータがあります。また、画像が多くなれば、管理も大変になりますが、そういったデータを一つの管理画面ですべて管理できるようになります。
WordPress(ワードプレス)とは?
WordPress は Webサイトに必要なデータを効率的に管理し、比較的容易に見栄えのいいサイトを作成できる CMS(コンテンツマネジメントシステム)です。
PHP(ピーエイチピー)というプログラム言語で作成されており、無料で利用できるため、爆発的に広まり、現在は世界中の Webサイトで最も利用されているシステムです。機能を簡単に拡張できる「プラグイン」が多く提供されていることも、広く利用されている理由です。
SSL/TLSとは?(独自SSL)
SSL(Secure Sockets Layer)とTLS(Transport Layer Security) は、インターネット上の通信を暗号化し、盗聴や改ざんを防ぐための技術で、個人情報などを保護しながら、安全にデータのやり取りを実現しています。
独自SSL とは、独自ドメインごとに発行された SSLサーバー証明書(電子証明書)のことで、ドメインやサイトが偽装されたものではないこと、また運営団体が実在することなどの証明にもなっています。
転送量とは?
主に Webサーバーから、閲覧者に送られた Webサイトの総データ量のことを指します。
特に複数のユーザーで共同利用する「共用サーバー」の場合、他のユーザーのサイト運営に影響を与えないよう、この転送量に上限が設定されていることが多く、サイトへのアクセスが転送量の上限を超えると、そのサイトは表示されなくなります。
稼働率とSLA(品質保障制度)とは?
稼働率は、Webサーバーが一定期間(月や年単位)に、継続して稼働していた時間の割合で、稼働率が高ければそれだけ安定していることを指します。
(例:1か月間一度もサーバーが停止しなければ、稼働率は 100%)
また、SLA はサーバーの 100%稼働を保証するもので、一般的に 100%を切った場合に、稼働しなかった期間の料金を返金するシステムになっていることが多いです。
ハイパフォーマンスのレンタルサーバー
ColorfulBox(カラフルボックス)

安定性 | 5.0 |
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処理速度 | 5.0 |
コストパフォーマンス | 5.0 |
月額費用(税抜) | 480円~13,980円 | 初期費用(税抜) | 無料(3ヶ月以上の契約の場合) 2,000円(1ヶ月契約のみの場合) |
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ディスク容量 | 100GB~800GB | マルチドメイン数 | 無制限 |
データベース数 | 無制限 | WordPress簡単インストール | ○ |
お試し期間 | 30日間 | キャンペーン | 10%OFF 他 |
Litespeed サーバーや HTTP/3、MariaDB など、最新の技術をふんだんに取り入れているほかに、近年地震などが多いことから収容サーバーとバックアップサーバーを東京と大阪とに分けるなど、災害対策にも力を入れています。
また、業界最長である30日間のお試し期間や電話サポートがあるほか、上位・下位へのプラン変更が自由に行えるなど、かゆいところに手が届く至れり尽くせりのサービスを提供しています。