4.レンタルサーバーの契約方法と流れ

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レンタルサーバーの契約方法と流れ

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レンタルサーバーの契約方法と流れ

レンタルサーバーで何ができるか分かったところで、実際に契約に移ります。

レンタルサーバーを借りる契約をするにあたって、注意しておきたいポイントと契約の流れを簡単に説明してみたいと思います。

目次

レンタルサーバーを借りる前に考えておくべきこと

独自ドメインの候補をチェックしておく

もし、独自ドメインを使用することを考えているのであれば、レンタルサーバーの契約をするよりも先に、独自ドメインを取得することをお勧めします。

詳しくは「ドメイン取得業者の選び方とおすすめの業者」で説明していますが、少なくともどの独自ドメインを取得するか候補を考えて、調査しておきましょう。

独自ドメインとレンタルサーバーを一緒に契約するか、別々に契約するか決めておく

こちらも詳しくは「ドメイン取得業者の選び方とおすすめの業者」で紹介していますが、独自ドメインをレンタルサーバーと一緒に契約するか、別々の会社で契約するか決めましょう。

それぞれにメリットデメリットがありますが、ドメインの引っ越しもそれなりに手間がかかりますので、よく考えて決めておくと、あとあと楽です。

ちなみに、私はドメインを永久無料で取得できるエックスサーバーでは、ドメインを一つ取得し、残りはすべてムームードメインで管理しています。

独自ドメインにはお試し期間はない

レンタルサーバーには試用期間があるところが多いですが、独自ドメインは取得した時点で取得料金が必ず発生します。お試し期間というものは一切ありませんので、同時に契約してもずれが生じることになりますので、一応覚えておきましょう。

契約時にチェックすべきポイント

・初期費用の有無
・お試し期間(試用期間)の有無
・最低契約期間
・支払い方法
・請求書発行の有無
・キャンペーンの有無

初期費用の有無

多くのレンタルサーバーでは初期費用がかかります。月額費用が同レベルのプランであっても、初期費用は結構差が大きいです。大体月額料金の1~3倍程度と大きな幅があります。

長期で借りることになれば、初期費用は微々たるものですが、結果的に満足できずに短期間のみの使用になった場合、どんなに月額費用が安くても初期費用が高価だと、総額では高上りになってしまいますので、初期費用も支払い額の一部としてしっかりチェックしておきましょう。

なお、キャンペーンにより初期費用が半額になったり、無料になったりしているレンタルサーバーも多いので、キャンペーンを狙って借りるタイミングを計るのもいいと思います。

お試し期間(試用期間)の有無

レンタルサーバーにはお試し期間(試用期間)があるところが多いです。

他の項目でもお伝えしているように、特に共用サーバーでは実際に使ってみないと分からない部分が多いため、試用期間でその使用感や動作の軽さ・重さなどを十分チェックしておきたいところです。

特にGMO系のレンタルサーバー会社に多いのですが、試用期間がなく、代わりに数週間~数か月の「無料期間」があるサービスをやっているところがあります。この場合は、単に使用できる期間が若干伸びるというだけで、契約した時点で支払いは必ず発生してしまいますので、その点をきちんと把握しておく必要があります。

また、このパターンの場合、無料期間の後に最低利用期間が定められている会社も多いです。このようなケースの場合、無料期間につられて契約してしまうと、無料期間が終わった後にも最低数か月の料金が発生するということになります。きちんと最低利用期間をチェックしておきましょう。

最低契約期間

大手に多いですが、月額料金は安いのですが、支払いの単位が3か月~1年しかないところがあります。

この場合、実際に使ってみて気に入らなかった場合でも、数か月の料金が発生しますので、特に最低利用期間が6か月以上のレンタルサーバーの場合は、本当に使い続ける価値があるのか、十分な下調べをしてから利用するようにしたほうがいいでしょう。

支払い方法

レンタルサーバーのほとんどがネット経由での申し込みになります。そのため、支払い方法はクレジットカードが主になります。

ただ、特に法人や個人事業でレンタルサーバーを借りる場合には、クレジットカード以外の支払い方法が必要になるケースもあると思います。

最近は口座振替やコンビニエンスストア払いなどに対応している会社も多いですが、自動更新には独自決済しか利用できないところもあります。

また、セキュリティに気を配りたい方は、レンタルサーバー会社がクレジットカード情報を保持して更新しているか、それとも外部の決済会社で決済を行うシステムになっているかなども見ておくといいと思います。

今はPaypalやペイジーなどの決済方法が利用できるなど、一昔前よりは各社柔軟性がでてきましたが、希望の支払い方法が可能かもチェックしておきましょう。

請求書発行の有無

レンタルサーバーの契約の場合、領収書の発行は行ってくれない会社がほとんどです。

中には発行を行ってくれる会社もありますが、その都度数百円かかるなどのケースもありますので、領収書が必要な方は必ずチェックしておきましょう。

キャンペーンの有無

多くのレンタルサーバーで随時キャンペーンを行っており、その内容も様々です。

ドメインを無料で使えるもの、無料の契約期間をもらえるところ、初期費用や月額料金が割引になったり無料になるところ、など。

ほぼ1年中キャンペーンを行っているところもあれば、期間限定でしか行っていないところもありますので、キャンペーンを利用したい人は、公式サイトでチェックしてお得にレンタルサーバーを利用しましょう。

レンタルサーバー契約の流れ

レンタルサーバーの会社によりステップは異なりますが、ざっと本契約完了までの流れを以下に書いておきます。(お試し期間がある会社のパターン例)

1.公式サイトから申し込み(メールアドレス等の入力)
2.メールで本人性確認
3.利用者の情報の入力(サーバーのアカウント名など)
4.レンタルサーバー側でサーバーの設定等の準備
5.設定完了の連絡(ログイン名やFTP情報などをメールで通知)
6.試用期間開始
7.試用期間終了の連絡
8.本契約(支払い情報の入力等)

4.のレンタルサーバー側での設定準備ですが、契約情報の入力後にサーバーを使える状態にするまでに、約1日程度かかるケースが多いです。(即使用できるところもあります)

実際に入力する項目や流れはレンタルサーバーごとに異なりますので、不明点がある場合は、事前にレンタルサーバー会社に問い合わせするといいでしょう。

なお、契約の更新をする場合は、大抵事前にレンタルサーバー会社からメールで通知が来ますので、その内容に従って更新しましょう。

契約更新日が過ぎた場合は

契約更新日が過ぎた場合、レンタルサーバー会社によって対応は異なりますが、即データが消されてしまう場合と、数日間データ復活の猶予を持ってくれる会社とがあります。

事前に何回か通知してくれる会社もありますが、契約期間が終了したらデータを消されても文句は一切言えません。

そのため、契約期間には十分注意しておくことと、常に常時バックアップを取っておくことは忘れないようにしましょう。

なお、契約期間の終了に気が付かなかったという場合、レンタルサーバーからの通知を見逃していた、というケースが圧倒的に多いです。

レンタルサーバーからのメール通知を見逃さないために、以下を事前にチェックしておくことをお勧めします。

・レンタルサーバー会社からのメールは最低限のものだけを受け取るように設定しておく
(広告などを受け取っていると、つい重要なメールを見逃してしまう)
・レンタルサーバー会社からのメールは迷惑メールフォルダなどに振り分けられないようにしておく

この二つを行っておくだけで、見逃す確率は大きく下がりますので、契約をしたら早めに設定を行っておきましょう。

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