[検証・評価]CPI「シェアードプラン ACE01」は高性能・多機能が評判!



日本の大手電気通信事業者である、KDDI株式会社。その子会社である、株式会社 KDDI ウェブコミュニケーションズが運営する CPI の共用サーバーが、 この「シェアードプラン ACE01」です。

KDDI ウェブコミュニケーションズは 1987年の設立後、ホスティング事業も1997年から開始しており、すでに20年以上の実績がある老舗の一つです。また、簡単にホームページを作成できるサービスである 「Jimdo」 やクラウドサービスの 「CloudCore VPS」 なども提供しています。

今回紹介するレンタルサーバーサービスの CPI では、共用サーバーの他に VPS や専用サーバーも提供しています。

日本におけるホワイトハット SEO の権威であり、ネットビジネスユーザーに広く普及している WordPress テーマ「賢威」の提供元である株式会社ウェブライダー代表の松尾氏も自ら愛用しているサーバーが、この CPI「シェアードプラン ACE01」です。



ウェブライダー松尾氏のCPIコラムより

(ウェブライダー代表の松尾氏による CPI のコラムより)

CPI の「シェアードプラン ACE01」はこんな人におすすめです。

・KDDI という大手企業の安定したサーバーを長く利用したい人
・サイト制作会社などでテストサーバーを簡単に構築したい人

ここでは CPI「シェアードプラン ACE01」の魅力を、独自に調査した内容をもとに、詳しくレビューしていきます



CPI「シェアードプラン ACE01」の特徴とメリット

CPI「シェアードプラン ACE01」のサービス概要

まず、CPI「シェアードプラン ACE01」のサービス概要を見てみましょう。

  • ディスク容量:無制限
  • マルチドメイン数:無制限
  • データベース数:MySQL 無制限 / PostgreSQL 1個
  • 転送量:無制限
  • WordPress などの CMS(コンテンツマネジメントシステム)の簡単インストール機能あり

以上のように、主要な機能がすべて「無制限」です。マルチドメインやデータベースが無制限というサーバーは他にもありますが、ディスク容量が無制限という共用サーバーは CPI くらいです。

また、転送量も無制限のため、アクセスの多いサイトの運用も気兼ねなくできます。その他、FTPアカウント やスクリプトを自動処理する機能である Cron も無制限に作成できます。

一応、共用サーバーのため、サーバーの稼働状況に大きな影響を与えるような場合には、制限される旨の記載はありますが、下で詳しく触れるように、ドメインごとにサーバーを分散するような対処も行われているため、同じサーバーにすべてのドメインのデータが収納されている一般的な共用サーバーよりも、負荷は低く抑えられています。

では、さらに深く、CPI「シェアードプラン ACE01」の特徴やメリットを見ていきます。(以下「CPI」とのみ表記します)



KDDIブランドの高い信頼性と安定性

ネットビジネスにレンタルサーバーを利用する場合、最も重要なのが、この安定性

CPI は転送量が無制限であるうえ、SLA(品質保障制度)にて稼働率 100% を 保証しています。SLA はサーバーの稼働率が 100% を切った場合に、その割合に応じて返金を行う制度ですが、他社と比較しても返金の割合が高いので、それだけ安定性に自信があることがわかります。



また、一般的な共用サーバーは 1台の物理サーバーの中にユーザーごとの領域を作成し、提供します。つまり、複数の Webサイトを作成しても、すべて同じ物理サーバーの中に配置されるため、その中の 1つの Webサイトにアクセスが増えると、その分他のサイトの表示にも影響を与えます。

しかし、CPI の場合は、サーバーの負荷軽減を行うために、ユーザーがマルチドメインを取得すると、初期ドメインとはの別のサーバーにデータを配置します。その後もドメインを追加するたびに、各サーバーの負荷状況を確認しながら、別のサーバーに分散して配置していくため、各サーバーの負荷を平準化することができ、他のユーザーだけではなく、自分自身が構築した他のサイトの影響も受けにくくなっています。

さらに、Webサーバーとメールサーバーは物理的に分離しているため、Webサイトへのアクセスが集中したとしても、ビジネスに非常に重要なメールの運用に影響がでることもありません。



これらの施策によって、ディスク容量・転送量が無制限であっても、すべての領域で高い安定性が保障されるわけです。

実際に、当サイトによる安定性の調査においても、総合で 4位と高い安定性を示しました。また、総合ではさらに上位に位置しているサーバーの場合でも、安定性と応答速度のどちらか片方が低い傾向がありますが、CPI はどちらも安定して上位にいますので、バランスが非常にいいサーバーだということがわかります。


高く安定したサーバーパフォーマンス

ネットビジネスにおいては、サーバーの処理パフォーマンスも非常に重要です。CPI の場合、処理パフォーマンスが高いだけではなく、安定もしています。

ベンチマークツールによる独自調査では、PHP・データベース・Webサーバーの処理速度が速いだけではなく安定しているうえ、WordPress の表示速度に関しては 3位とかなりの良い成績を上げています。

特に驚いたのは、PHP benchmark という PHP の処理速度をチェックするツールの結果で、ほとんどのサーバーでは実行するたびにある程度のブレが出るのですが、CPI は何度実施しても、最大でもたったの 1ms(ミリ秒)しかブレが出ませんでした。(他のサーバーは平均で 27msのブレ)

ブレが最も少ない CPI での PHP Benchmark 実施結果

別の収容サーバーで測定した際にも全く同じ結果が出たので、全サーバーの平準化もしっかり図られていることの証と言えるで粗油。


CPIだけ!のテストサーバーとバックアップサービス SmartRelease(スマートリリース)

CPI の最大の特徴と言えば、この SmartRelease(スマートリリース)

このスマートリリースは、「(ウェブ)制作者を超ラクにする」をコンセプトにした次世代サーバーツールで、以下の 3つの機能を無料で利用できます。

CPIのスマートリリース機能(テストサーバー)

  • 公開サイトのデータをテスト領域にコピー
  • テスト環境構築+公開サイトに簡単にアップ
  • 二つの領域のデータをバックアップ

この機能を利用することで、テストサイトの構築、テストサイトの簡単公開、公開サイトのバックグラウンドでの修正などが容易に行えます。

この機能で最もメリットを得られるのは Web製作会社だと思いますが、一般企業や個人であっても、公開サイトと同じ環境でサイトの修正ができたり、リニューアルの準備が行えるのは大きなメリットになります。

個人の場合だと、Webサイトのテスト環境を構築する方法として、ローカルに XAMPP などのツールでサーバー環境を用意して、アップロードする方法があります。しかし、この方法では XAMPP の環境構築から、データの修正、本番環境へアップするまでに、非常に多くの手間がかかりますので、スマートリリースのような環境があれば、個人であっても大きな恩恵を得られるはずです。



また、スマートリリースにはバックアップの機能もあり、Webサイト30世代・データベース10世代までを自動や手動でバックアップできるほか、データの復元(リストア)も無料で行えます。

このバックアップ機能は非常に細かい設定が可能で、以下のようなことが可能です。

  • 自動バックアップの日時設定
  • バックアップファイルの指定
  • バックアップデータをさらにzipで簡単にローカルにバックアップ

単なるバックアップシステムと考えても、非常に多機能で、便利なツールと言えます。


WAF などのセキュリティ対策もばっちり

近年 Webアプリの脆弱性を狙った攻撃が非常に増加していますが、CPI では SQLインジェクション・クロスサイトスクリプティングなどの攻撃を感知する WAF(Webアプリケーションファイアウォール)が利用できます。(株式会社ジェイピー・セキュアの SiteGuard Lite)

また、オプションにはなりますが、サイトの改ざん対策として、マルウェアの診断機能も利用できます。

SSL証明書は持ち込みができませんが、独自の CPI ブランドの証明書のほか、シマンテック、セコム、ジオトラストなどの個人~法人向けの各種 SSL 証明書が取得でき、すべてのドメインに対して独自SSL の設定が可能です。


メール・アクセス解析機能なども豊富

最初に触れたように、CPI はメールアカウント、メーリングリストなども無制限に作成できます。(メーリングリスト毎のユーザー登録可能数は 1,000まで)

Webメールも 3つのシステムが利用でき、ビジネス用途にもバリバリ使える多機能な Active!mail と シンプルで見やすい RoundCube、CPI 独自のシンプルタイプの Webメールが利用できます。

また、G Suite(旧 Google Apps for Work)連携機能も利用できるため、社外でメールの運用が必要な営業担当者や管理者など、特定のメールアカウントのみ Gmail で運用するといったことも可能です。もちろん、Gmail 以外の Google スプレッドシートやハングアウトなどの機能も利用できますので、ビジネスでも大いに活用できる環境が整っています。


手厚いサポート環境

CPI のサポートは、平日の電話およびメールサポートがあり、メールサポートでも、平日の営業時間内の問い合わせに関しては、当日内に返信がもらえます。(調査等が必要な場合は、一次回答だけの場合もありました)

また、オプションではありますが、24時間365日の電話・メールサポートを受けることも可能です。大手企業で、法人向けのサービスを提供しているレンタルサーバー会社の場合、多くは平日のみのことが多いため、オプションとはいえ、24時間サポートを受けられる体制が整っているのは、大きなアドバンスと言えます。


お試し期間に加え、返金保証まである

CPI には 10日間のお試し期間があるにも関わらず、さらに20日間の全額返金保証もあります。

共用サーバーでは、お試し期間か返金保証のどちらかしかないことがほとんどですが、CPI の場合は 10日間じっくり試した後にも、さらに10日間の猶予期間があるので、安心して申し込むことができます。これも自社サービスへの自信の表れでしょう。


その他にも多くの機能やサービスあり

  • グローバルIPアドレス提供(主契約ドメイン:専用/マルチドメイン:共用)
  • ファイルを簡単に転送するサービス Get a file
  • グループウェアの iQube+(アイキューブプラス)
  • サーバー移転代行サービス


CPI「シェアードプラン ACE01」の気になる点

マルチドメインには対応していないサービスがある

CPI では、「主契約ドメイン」と「マルチドメイン」で利用できるサービスが一部異なります。

「主契約ドメイン」とは、CPI を契約する際に設定する初期ドメインを指し(契約には独自ドメインが必須)、「マルチドメイン」はそれ以降に追加していくすべての独自ドメインを指します。

主契約ドメインのみに対応しているサービスの例としては、以下のようなものがあります。

  • SLA(主契約ドメインの Webサーバーのみ)
  • グローバルIPアドレス(主契約のみ専用IPアドレス)
  • 24時間365日のサポートオプション(マルチドメインは平日の営業時間のみ)
  • Active! Mail
  • マルウェア診断
  • G Suite Basic
  • iQube+(グループウェア)
  • サーバー移転代行サービス

上記の内容を加味すると、基本的に自社のメインサイトを主契約ドメインとして設定し、そのドメインでメールなど他のサービスの運用も行う方法がベストです。

その後に追加する独自ドメインでは、Active! Mail や G Suite Basic などが利用できないため、サブになる Webサイト運営などを目的として利用することになるでしょう。


管理画面がドメイン別に分かれている

CPI の場合、サーバーの管理画面がドメイン別に分かれており、管理画面へのログインもそれぞれ別途行う必要があります。

これは上で説明したように、負荷分散のために収容サーバーを別にしていることが大きな原因の一つだと思われますが、多数のサイトを構築する場合には、ドメインごとにログインしなおす必要が発生するため、手間がかかります。

とはいえ、ログイン画面は同じでも、管理画面がドメイン別に切り替わるレンタルサーバーは他にもありますし、初期設定を行った以降は WordPress などの CMS のログイン画面や FTP を使用する機会がメインになるになるため、想像するほど手間は増えないと思います。


料金がやや高め

元々法人をメインユーザーとして想定していることもあり、初期費用や月額料金が高めです。

特に契約期間を 3か月、または 6か月とした場合、初期費用が 20,000円(税別)と共用サーバーとしては高額になるため、初期費用が無料になる12か月を一括払い以外は選びにくいと言えます。

ただ、10日間の試用期間の他、20日間の返金保証もあるので、サーバーの実力や相性などをチェックする余裕は十分あります。


その他

  • 無料の電話サポートではサーバーの基本操作に関わる内容のみ対応
  • IDS/IPS などはなし


まとめ

以上のように、CPI「シェアードプラン ACE01」は、容量からドメイン数まですべてが「無制限」なうえ、高い安定性と高パフォーマンスのサーバーを提供してくれます。

また、テストサーバーからワンクリックで公開できる「スマートリリース」や Goolge との連携機能など、個人からある程度大規模な企業までを賄える十分なリソースを提供しているサービスでもあります。

なにより、KDDIグループならではの高速・大容量のネットワークがバックボーンにありますので、経路上の問題も起きにくいです。

NTT など大手の大企業が提供しているサーバーサービスの場合、法人を中心ターゲットとしており、一度契約すると他社に移ることもあまりないこともあってか、機能のアップデートや改善などはあまり頻繁に行われることはありません。

しかし、CPI は大手の KDDI 傘下ながら、ユーザーの要望にしっかり耳を傾けて、公式サイト上で改善予定の機能などについて公表するなど、常によりよいサービスの提供を続ける努力をしています。

CPIの新機能リリース予定

個人向けがメインの共用サーバーと比較すると料金は高めですが、大手 KDDI の信頼性と安定性、すべてが無制限のサービスと高いパフォーマンスを手に入れたいのであれば、十分値段に値するサーバーです。


15時までの申し込みで当日利用可能・10日間のお試し期間あり

CPI「シェアードプラン ACE01」の仕様一覧

CPI「シェアードプラン ACE01」のサーバースペック

CPU・メモリ 非公開
稼働率 サービス品質保証(SLA)あり
バックボーン・
ネットワーク回線
非公開(2011年に8倍に増強済)
記憶媒体 非公開
OS Linux
Webサーバー Apache
高速化機能 PHP モジュールモード利用可
WordPress 簡単インストール


CPI「シェアードプラン ACE01」の仕様詳細

  CPI「シェアードプラン ACE01」
(1プランのみ)
初期費用(税抜) 12か月契約の場合無料
(それ以外は 20,000円)
月額料金(税抜)
(※3か月単位)
4,400円(3か月)
4,100円(6か月)
3,800円(12か月)
ディスク容量 無制限
マルチドメイン数 無制限
データベース数(MySQL) 無制限
メールアカウント数 無制限
転送量 無制限
無料独自SSL なし
オプションでSSL証明書提供あり
WordPress簡単移行 なし
移転代行サービスあり(一部有料)
バックアップ機能 Webサイト30世代・データベース10世代まで無料
※リストア(復元)も無料
プラン変更 なし
サポート 電話(平日10:00~18:00)・メール(24時間365日)
※オプションで 24時間365日の電話サポートあり
高度な機能 Cron・SSI・SSH
その他の機能 アクセス解析・Webメール・メールウィルスチェック・スパムフィルタ・メーリングリスト・ファイルサーバー(Get a File)・G Suite Basic・iQube+
お試し期間 10日間

15時までの申し込みで当日利用可能・10日間のお試し期間あり