サーバー自体のスペックをユーザーが確認できるレンタルサーバーは?

本コンテンツ内で紹介するサービスの一部または全部に広告が含まれています。
サーバー自体のスペックを確認できるレンタルサーバーは?

「TECH TREND」内で記載している価格は全て税込み表記です。 本コンテンツ内で紹介するITサービスの一部または全部に広告が含まれています。正確な情報提供に努めておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。 ※このサイトに表示している広告については、広告掲載基準をご覧ください。 ※本サイトはウェブココル株式会社が運営しております。  ※当記事のご意見は、お問い合わせフォームからお寄せください。

利用するレンタルサーバーを選ぶ際には、最低限月額料金やディスクの容量などをチェックすると思いますが、サーバー自体の実力を示す、CPU やメモリのサイズなどのスペックも確認したいところです。

しかし、共用サーバーの場合は、メモリや CPU などの具体的なスペックが非公開としている会社が未だに多く、一応公表はしていても、実際に自分が使用しているサーバーのスペックを確認できるレンタルサーバーとなると、ほとんどありません。

ここでは、当サイトで紹介しているレンタルサーバーの中で、サーバーのスペックを確認できるレンタルサーバーを実際の画像とともに紹介したいと思います。

<自分でスペックを確認できるオススメのレンタルサーバー>
初心者~上級者向け ⇒ エックスサーバー
中級~上級者向け ⇒ mixhost(ミックスホスト)

目次

サーバーのスペックを確認できるレンタルサーバー

上に書いたように、ユーザー自身がサーバーのスペックを確認できるレンタルサーバーは多くありません。

共用サーバーの場合、ユーザー増に対して随時新規でサーバー追加したり、相対的にスペックが劣ってきたらスペックの高いサーバーに入れ替えをすることもあります。そのため、利用開始時期によって、サーバーのスペックが異なるということもよくありますので、同じ料金でもスペックが異なるサーバーが提供されることになってしまいます。そのため、できれば公開したくないといった事情もあるかもしれません。

そのような中で、実際に使用しているサーバーのスペックを確認できるのは、エックスサーバー系列のエックスサーバー・sixcore(シックスコア)・スターサーバーさくらインターネットのみが該当します。

また、エックスサーバーやさくらインターネットとは少し異なりますが、mixhost(ミックスホスト) では、単にサーバーのスペックだけではなく、実際に利用しているリソースの状況をかなり細かいところまで見ることができます。mixhost は、細かいリソースの調整ができるクラウドサーバーの性質も持っているので、細かいリソースまで見えるのはある意味で当然かもしれません。

では、さっそく各サーバーがどのような形でサーバーのスペックを確認できるようにしているのか見てみましょう。

エックスサーバーのスペック確認画面

エックスサーバーの場合、「サーバーパネル」と呼ばれるサーバーの各種設定を変更できる、いわゆる「コントロールパネル」からサーバーのスペックを確認できます。(左ペインの「サーバー情報」の項目)

これは、同じエックスサーバー系列の sixcore やスターサーバーも同様で、画面構成もほぼ同じなので、代表としてエックスサーバーの画面について見ていきます。

エックスサーバーのサーバースペックを確認

以下のように、OS・CPU・メモリのサイズなどが確認できます。

エックスサーバーのサーバースペック

エックスサーバーの場合は、上記のように公式サイトで公表している最新スペックが「16コア CPU / 96GB メモリ」(2016年7月現在)となっていますが、新規契約時にはそのままのスペックのサーバーが利用できました。

ちなみに、以前契約したエックスサーバーのスペックは以下の通りです。

エックスサーバーのサーバースペックを確認

スペック的には上のものより劣りますが、他社と比較しても高めのスペックです。

なお、ちょっとチェックした感じでは、スペックの高い最新のサーバーでは、以前の契約サーバーよりも収容人数が結構多くなっているようでした。それでも十分安定して高いパフォーマンスを見せてくれていますので、上手にチューニングしているのだと思います。

さくらインターネットのスペック確認画面

次にさくらインターネットのレンタルサーバーを見てみましょう。

さくらのレンタルサーバーの場合も、「サーバーコントロールパネル」からスペックを確認でき、以下のような画面になっています。

さくらインターネットのサーバースペックを確認

共用サーバーでは CentOS など Linux 系の OS が使われていることが多いのですが、さくらのレンタルサーバーの場合は、昔から FreeBSD を使っていますね。

さくらインターネットの場合は、プランによってもサーバーのスペックが異なるようです。上記の画面の契約は「プレミアムプラン」のサーバーなのですが、サーバーのスペック自体はエックスサーバーのほうが高いですね。

ちなみに、こちらも古い契約のサーバーのスペックも上げておきます。

さくらインターネットのサーバースペックを確認

こちらはかなり昔から利用している「ライトプラン」のスペックです。以前はもっとスペックが低かったのですが、随時スペックアップをしてくれていることを、実際に自分の目で見て確認できるのはうれしいですね。

今回の場合、上のプレミアムプランとこのライトプランのサーバースペックは同じようですが、さくらの場合同時期でも申し込みのタイミングによりスペックが異なることもあるようです。(これは定かな情報ではありませんが。機会があったらチェックしてみます。)

ちなみに、このライトプランは、こちらでも紹介している「さくらのブログ」を利用している関係で継続利用しています。さくらのブログで独自ドメインを使っていないため、URL が引継ぎできないからでもありますが、さくらのブログ自体は使いやすいので重宝しています。

mixhostのリソース確認画面

mixhostのリソース確認画面

mixhost は、「cPnael」という世界的に広く利用されているコントロールパネルを採用しており、その画面上で上記のように利用しているリソースの状況を確認できます。とても細かい内容まで確認できるので、ある程度知識がある人が管理をするのには非常に便利です。

mixhostのディスク使用状況確認画面

また、「ディスク使用量」などの項目名をクリックすると、さらに各項目の詳細な使用状況も確認できます。上の項目は、ディスクの使用状況です。

mixhostの帯域幅のリソース使用状況

こちらは、データの通信量に関する帯域幅の使用状況です。アクセスの多いサイトなどを持っている人にとっては、転送量の上限にかからないように常時使用状況をチェックすることができるので、かなり重宝しますね。

サーバー自体のスペックをユーザーが確認できるレンタルサーバーまとめ

以上、当サイトで紹介しているレンタルサーバーの中で、ユーザー自身でスペックが確認できるレンタルサーバーを紹介しました。

冒頭でも触れたように、共用サーバーの場合はサーバースペックが公開されていないことがほとんどなので、逆にこうしてユーザー自身でスペックを確認できるサーバーはとても信用がおけると言えます。

中でも、サーバー自体の性能が高く、当サイト独自のパフォーマンステストでも常に上位にいる、エックスサーバーと mixhost は非常におすすめです。

Want to share?

WRITER

TECH TRENDSは最新のインターネット・ウェブ業界情報について発信するナビゲーショナルメディア。IT業界におけるビジネス情報をはじめ、Web3.0、AIなどにも精通するメンバーが集まり、質の高い確かな情報を発信します。

目次