mixhost の検証・評価レビュー
mixhost の評価
<AAランク>
(おすすめ)


安定性 4.5
処理速度 5
コストパフォーマンス 5
月額費用(税抜) 880円~14,380円 初期費用(税抜) 無料
ディスク容量 40GB~160GB マルチドメイン数 無制限
データベース数 無制限 WordPress簡単インストール
お試し期間 30日間 キャンペーン



mixhost(ミックスホスト)は、2016年6月に提供を開始したばかりのレンタルサーバー。日本で初となる最先端の技術をふんだんに取り入れた、新進気鋭のサービスです。

提供元のアズポケット株式会社の創業も2016年4月とほぼ同時期で、創業者で代表取締役の伊丹氏は、1ユーザーとしての視点から、自分自身が本当に欲しいレンタルサーバーとして mixhost を作ったと語っています。

その言葉通り、mixhost には、日本のレンタルサーバーとしては初導入となった LiteSpeed サーバーや HTTP/2 をはじめとする最先端のテクノロジーや、必要とされる各種サービスをすべて詰め込まれているにも関わらず、非常に格安で提供されており、まさに理想をそのまま形にしたと言えるレンタルサーバーです。



では、その mixhost の魅力を、ベンチマークツールなどで検証したパフォーマンスデータほか、独自に調査した内容をもとに、詳しくレビューします。


mixhost の特徴とメリット

まず、mixhost の主なサービス概要を見てみましょう。


  • ディスク容量:40GB~160GB
  • マルチドメイン数:無制限
  • データベース数:無制限
  • 転送量目安:1TB~4TB/月



他社の同じ価格帯のプランと比較するとディスク容量は少な目ですが、Webサイトの運営をする程度では、容量をそれほど使用しないため、十分と言えます。転送量についても、スタンダードプランでも月間100万PV以上は可能なため、個人運営~中小企業レベルのサイトであれば十分です。

また、すべてのプランにおいて、ドメイン数やデータベース数などがすべて無制限になっていますので、サイトを量産する人にとっては、コストパフォーマンスが非常に高いです。



では、さらに深く、mixhost の特徴やメリットを見ていきます。


mixhost のメリット

最先端のテクノロジーを惜しげなく採用

mixhost の最大の特徴としては、最先端のテクノロジーを数多く採用している点が挙げられます。

まず、日本で初めて採用した、LiteSpeed Webサーバー。多くのレンタルサーバーで使用されている Apache と完全互換性を持ちながら、以下のように高速な処理が可能です。

・HTMLサイト:最大9倍
・SSLサイト:最大3倍
・PHP:最大1.5倍

また、大量のデータを効率的に処理できる次世代型プロトコルの HTTP/2や、さらに Google が開発した、Webサイトの高速表示を可能とする QUIC(クイック)を、日本で最初に導入しています。また、高速処理が可能な、MySQL と互換性を持ったデータベースの MariaDB(マリアディービー) もいち早く採用しました。

もちろん、他社では順次採用されてきている PHP7 も早くから利用できましたし、随時アップデートも積極的に行っています。


ハイスペックサーバーでサイトも高速表示

mixhost は一般の共用サーバー感覚で手軽に使用できますが、CPU や メモリなどが VPS(vertual private server)やクラウドのように仮想化されており、他のユーザーとリソースを奪い合うことなく利用できるため、サーバー上の同居人の影響を受けにくいという非常に大きなメリットがあります。

具体的には、以下のように高いスペックを占有に近い形で利用でき、またコントロールパネルからそのリソースの利用状況を確認することも可能です。


  • CPU:Intel Xeon 仮想 2コア~仮想 8コア
  • メモリ:1GB~16GB



また、記憶媒体にはすべて SSD を採用しているほか、国内最大級 732Gbps のバックボーンに接続されているため、非常に高速な処理が可能です。

前述のとおり、Webサーバーに採用している LiteSpeed 自体が高速であるほか、WordPress では、LiteSpeed 専用のプラグインである 「LiteSpeed Cache」 を使用することで、さらに高速化が期待できます。また、PHP プログラムのキャッシュ・高速化モジュールである、「OPcache」 も利用可能です。

2017年3月に実施した、当サイトによる独自調査でも、WordPress の表示速度はランキング 2位と非常に高速でしたが、2017年12月の「QUIC」導入により、遅くなりがちな SSLの通信(https://~でのアクセス)でも、さらに高速表示ができるようになりました


高機能 かつ 多機能

mixhost では、コントロールパネルに世界的に広く使われている「cPanel」を採用しており、非常に多くの機能が利用できます。はじめて、その機能一覧を見た人は、その多機能ぶりに驚くでしょう。

その多機能ぶりの例としては、他社では1~2つ程度の機能しか利用できない Webメールやアクセス解析の機能が、複数利用可能なことが挙げられます。

  • ・Webメール:3種類(「Horde」「Roundcube」「SquirrelMail」)
  • ・アクセス解析:3種類(「Awstats」「Analog」「Webalizer」)

また、Webディスク機能(WebDAV)も利用可能で、他社と比べると利用可能なディスク容量がそれほど大きくありませんが、ちょっとしたデータのやり取りにはかなり重宝します。もちろん、SSHcron も利用可能です。


無料の独自SSLと充実のセキュリティ

mixhost では、通信の暗号化や信頼性の向上に役立つ、世界シェア第1位である COMODO社の SSL証明書を、無制限、かつ無料で利用できます。さらに、HTTP/2 を組み合わせることより、Webサイトの表示速度を大幅に高速化することが可能です。

SSL 証明書は他社で取得したものも利用可能ですので、非常に自由度が高いです。

一方、セキュリティ機能も充実しており、WAF(Webアプリケーションファイアウォール)が利用できるほか、サーバーサービスレベルで IPSIDS も完備していますので、安心して利用が可能です。


バックアップもリストアも無料

バックアップは、1日1回、物理的に離れた別のデータセンターに過去30日間分を自動バックアップしており、バックアップ自体の料金も無料です。また、リストアも無料なため、誤って自分のデータを消去してしまった時も安心して利用できます。

バックアップは、データが同じサーバーに格納されるパターン、別サーバーだが同じデータセンターに格納されるパターン、別サーバーでかつ別のデータセンターに格納されるパターンがありますが、mixhost ではこの中で最も安全性の高い 3つ目のパターンが採用されています。


プラン変更・リソースの増減がシームレス

他社では見られない、mixhost の大きなポイントがこのプラン変更。他社でプラン変更を行った場合は、申し込み翌月からという形が多いのですが、mixhost の場合は申込直後に即移行が可能です。

これは共用サーバーというよりもクラウドの仕組みのイメージで、プラン変更というよりはリソースの増減という言葉が適切です。まさに「クラウドとレンタルサーバーのいいとこ取り」と言えます。

プラン変更時の料金も日割り計算してくれますし、下位プランへの変更時にも、差額の返金を行ってくれますので、アクセスが急激に増えた時だけ、一時的に上位プランに変更するようなことが簡単に行えるわけです。

そして、これまで共用サーバーの中で、下位プランへ変更が可能なのはエックスサーバーくらいでしたが、mixhost の場合は、上位・下位への変更可能、プランの即時反映、差額の返金も可能、というまさにユーザーにとってメリットの大きい仕組みになっており、上位プランの転送量上限も大きいことから、ずっと使い続けることができるサーバーと言えます。


30日間の試用期間と使用条件の自由度の高さ

共用サーバーでは、一般的に7日~14日間程度の試用期間が用意されているところが多く、大手になると試用期間がないところもあります。

しかし、mixhost の場合、なんと試用期間が30日間もあり、数多くの機能を徹底的に使い倒すことが可能です。申込時にクレジットカード情報の入力も必要ありませんので、解約手続きを忘れて支払いが発生してしまうこともありません。

また、商用利用は当然のことながら、再販も可能なうえ、アダルトサイト漫画やゲームなどの二次創作(同人)サイトの運営もOK と、非常に自由度が高くなっています。

なお、mixhost は日本国内でも、東京・大阪・北海道と 3か所のデータセンターを利用しているほか、アメリカのデータセンターを利用することもできますので、わざわざ海外のレンタルサーバーを借りなくても、海外向けのサイトを運用することが可能です。


mixhost のデメリット

以上のように、mixhost はメリット以外見当たらないくらいなんでもできますが、実際に使用してみると、若干ながらデメリットもありました。その内容もチェックしてみましょう。


安定性は少しだけ物足りない

mixhost の安定性の指標となる稼働率は 99.99%。共用サーバーレベルでは最高の数値です。

ただ、当サイトによる Webサイトの安定性の調査結果では、Webサーバーの応答速度は非常に早いものの、安定性は少々劣るところが見られました。

また、Webサイトの表示速度はかなり速いものの、上位ランクの中では少しブレが大きめに出るのが気になりました。最安のプランでも作成可能サイト数が無制限なのと、夜間帯に大量のアクセスが発生するアダルトサイトの運営も可能なため、夜間帯の負荷も高まることが予想されます。

ただ、2017年12月のリニューアルの際に、サーバーごとの回線速度が「従来の10倍」に増やされましたので、こういった心配もなくなったと言っていいでしょう。


多機能すぎてわかりにくい点も

mixhost のコントロールパネル(cPanel)は非常に多機能である一方、ほどよく整理された日本のレンタルサーバー会社のコントロールパネルに慣れている人にとっては、機能が多すぎて戸惑ってしまうかもしれません。各機能の名称も、慣れ親しんだ名称と異なるものや英語表記のものも一部あるため、少々迷うときがあります。

徐々に増えてきてはいるものの、まだヘルプも十分に充実していないところもあり、問い合わせないとわからないことも多くあります。

また、ほとんどの会社では必要のない設定を行わなければならない(例えば index ファイルがないディレクトリにアクセスするとファイルの一覧が表示されてしまうため、解除をする設定が必要)など、初心者では気づきにくいポイントもいくつかありますので、多少勉強が必要になる点も懸念点として挙げられます。


サポートが限定されている

初心者にとってはサポートによるバックアップが非常に重要ですが、mixhost でのサポートは、マイページ内の Webページからの問い合わせのみになっており、電話サポートもありませんので、超初心者にはきつい場面があるかもしれません。

サポートからの返信は、登録アドレスへ届きますが、自分が問い合わせした内容はマイページにログインしないと確認することができません。個人的には問い合わせ内容もメールとして残しておきたいほうなので、少し不満です。

サポートからの返信は、速いときは20分程度で来たことがありますが、込み入った内容になるとなかなか返信が来ないことも複数回ありましたので、常に速いサポートを期待することはできないでしょう。

おそらくサーバー自体はハイスペック・高機能になっている分、ネットオウルのように、こういったところで経費削減を図っていると考えられます。


mixhost のメリット・デメリットまとめ

デメリット

  • 安定性は高いレベルにあるが、その中では若干ブレがある(⇒改善済み)
  • 多機能すぎてややわかりづらい面がある
  • サポートは Webからのみ

メリット

  • 最先端技術がふんだん盛り込まれ、レンタルサーバーのすべての機能がある
  • ハイスペックサーバーでサイトの高速表示もトップレベル
  • 無料の独自SSLと30日間のお試しが可能

mixhost 検証・評価レビューのまとめ

以上のように、mixhost はとにかくハイスペックなうえ、機能も盛りだくさんの、すごいレンタルサーバーです。

最初に mixhost の仕様を見た時には、正直その機能の充実ぶりに非常に驚きました。欲しい機能がすべて用意されている、まさにユーザーが理想とするレンタルサーバーだったからです。

実際に使用してみると、表示速度などに若干ブレが見られるなど、気になる点はいくつか見当たりましたが、むしろメリットに満ち溢れているため、実際にはそれほど気になりませんし、安定性についても回線速度の増速によりバッチリ改善しました。



これまでエックスサーバーでしか提供されていなかった、下位プランへの変更などが行えるほか、リアルタイムでのリソースの上限が簡単に行えるなど、自由度が非常に高いです。最上位の「エンタープライズプラン」は、共用サーバーとしては破格のスペックで、転送量上限値もエックスサーバーよりもはるかに上のため、このスペックを使い切れる人なんて、そうそういないでしょう。

このように、mixhost は、ハイスペックで Webサイトの表示が超高速、柔軟性も高いから安心して長く使える、といいことづくめの、まさにユーザーの夢をそのまま形にしたようなレンタルサーバーです。



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