さくらのレンタルサーバーの評判とレビュー さくらのレンタルサーバー「プレミアム」のチャート
月額費用(税抜) 1,286円~ 初期費用 1,029円
ディスク容量 200GB マルチドメイン数 30個
データベース数 50個 WordPress簡単インストール
お試し期間 14日間 キャンペーン なし



レンタルサーバーの老舗で最大手の一つ、さくらのレンタルサーバーの「プレミアム」プラン。

さくらのレンタルサーバーを運営している「さくらインターネット株式会社」は、1996年創業で、創業者の田中邦裕氏が高専に在学していた時に始めたホスティング事業から大きく拡大していき、現在はレンタルサーバー業界でも最大規模のデータセンターを持つ、大手の一つです。2015年に東証一部に上場したことも話題になりました。

では、さくらのレンタルサーバー「プレミアム」の魅力を、レンタルサーバー選びの7つのポイントに照らし合わせて紹介します。

7つのポイントをチェック!「さくらインターネット プレミアム」のレビュー

1.安定性

まず、稼働率はさすがの 99.99%以上。品質保証制度の(SLA)はありません。

次に、転送量ですが、最近増量されて、プレミアムプランの場合は 120GB/日と十分な量が利用できます。その下のスタンダードプランでも 80GB/日が利用できます。

同時アクセス数の上限については、100アクセスを目安としています。Webサーバーの設定などにもよりますが、ざっくり計算して、一日10万PV(ページビュー)には十分耐えられそうですね。

ただ、同時アクセス数が100に満たない場合でも、プログラムの同時起動数(プログラムの同時アクセス数)やメモリの使用量上限に達した場合には、エラーが返されるとのことでした。

また、一時的なアクセス増に対処できる「リソースブースター」の機能もありますので、バズっても安心です。

さすがに最大手の一つだけあり、データセンターは自社の大規模なセンターを各地に持っていて、バックボーン回線は 682Gbpsとのこと。

サーバーの収容人数は非公開ということでしたが、100~200程度の標準的な数のようです。

2.サイトの表示速度

CPUやメモリのスペックに関しては、一律に教えてもらうことはできず、提供時期により異なるので、契約後に個別にコントロールパネルから確認するようにとのことでした。

ちなみに、プランごとにスペックは違うようなので一概には言えませんが、私自身がかなり古くから利用しているサーバーでも、現在はかなりスペックアップして、以下のような仕様になっています。

CPU:Intel Xeon E312xx (Sandy Bridge)
メモリー容量:18GB

サーバーの回線速度は 1000Mbpsですが、PHP の処理方法は CGIモード で、データベース処理は若干遅めという評判も聞かれます。

3.バックアップ

ここが残念なところですが、さくらのレンタルサーバーの場合、格安のサーバーもありますが、比較的スキル高めのユーザー向けという印象があるためか、ユーザーのためのバックアップは一切ありません。サーバー側のトラブル対策のためにバックアップはしっかり行っていますが、ユーザーのミスなどに対してデータを提供してくれることはないということです。

基本的にデータの保持は完全にユーザーの自己責任なので、さくらのレンタルサーバーを借りるつもりの人は、常にバックアップを行うよう意識しておく必要があるでしょう。

4.セキュリティ

IDS・IPS は提供がありませんが、WAF は提供されています。

また、国外IPアドレス制限の機能もあり、オプションでWeb改ざん検知サービスも用意されています。

FTPに関しては、FTPS(FTP over SSL)と SFTP(SSH File Transfer Protocol)の両方が利用できます。

メールに関しては、ウイルスチェック・スパムフィルターが共に無料ですが、残念ながら「SMTP over SSL」が利用できないことと、「POP over SSL」と「IMAP over SSL」は、さくらのレンタルサーバーから払い下げられる初期ドメイン(~@sakura.ne.jp)のみが利用できます。

5.サポート体制

サポートは、携帯からOKのフリーダイヤルの電話とメールが利用でき、メールは指定日以外、土日祝日も営業しています。

メールサポートの返信は、1営業日ほどかかることが多いようです。ただ、サポートの技術レベルは高いように感じました。

サポートマニュアルFAQに関しては、一昔前は少々そっけなく感じましたが、今はわかりやすくなりましたね。また、初心者向けや技術者向けのブログなどの読み物も非常に充実しています。

ただ、FAQに関しては、専用サーバーやクラウドなど他のプランも検索対象になってしまうので、若干探しにくいと感じることはあります。

6.プラン変更

プランごとに収容サーバーが変わるため、プラン変更はできません。完全に新規申し込みと同じで、データの移動も必要です。

幅広いプランがあって充実しているだけに、ここは残念なところです。

7.料金関係

オプション料金が必要な主なサービスは特になく、試用期間は 14日間あります。

基本的にコストパフォーマンスはいいのですが、共用サーバーに関しては費用が安くなったり、ドメインをもらえたりするようなキャンペーンがあまりないのがちょっと残念ですね。

その他仕様に関する注意点

    ・PostgreSQL 利用不可
    ・日本語ドメインはサポート外
    ・「SMTP over SSL」利用不可 「POP over SSL」と「IMAP over SSL」は、さくらのレンタルサーバーから払い下げられる初期ドメイン(~@sakura.ne.jp)のみが利用可能

7つのポイントまとめ

さくらのレンタルサーバー「プレミアム」プランについて、以上でチェックしたポイントをまとめます。

    ・稼働率は高く、転送量も十分。同時アクセス数はそれほど高くないが、「リソースブースター」が利用できるなど安定感は高い
    ・サーバーのスペックはまあまあで、PHP の処理はあまり速くはない様子
    ・ユーザー用のバックアップは残念ながらない。自己責任で
    ・ユーザーレベルでのセキュリティ機能も悪くなく、オプションも含めると充実している
    ・電話サポートはフリーダイヤルが利用でき、メールサポートの技術レベルは高め
    ・プランごとにスペックが異なるためプラン変更は行えず、新規申し込みになる。
    ・共用サーバーに関しては、キャンペーンはあまりない

さくらのレンタルサーバー「プレミアム」の総評

レンタルサーバーの老舗で最大手でありながら、早くから安価なプランの提供をしてくれた実績のあるさくらインターネットですが、安定性に関しても非常に定評があります。

ただ、データベース関連の動作が若干重いという声が聞かれるのと、バックアップやプラン変更ができないところが少々残念なところです。

安定性とコストパフォーマンスは非常に高いので、もし利用するのであればプラン変更ができないことを考慮し、安価なプランではなく、初めからディスク容量とデータベース数に余裕のある「プレミアム」プランをおすすめします。

ただ、上記のように WordPress などの表示スピードが若干見劣りするため、HTML サイト中心で運営するほうが、よりおすすめです。

そして、もし HTML サイト中心で運営するのであれば、ディスク容量は少なくても問題ないため、プレミアムと利用可能な機能がほとんど変わらない「スタンダード」プランを利用するのもありだと思います。

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