2.レンタルサーバーで何ができるのか?

本コンテンツ内で紹介するサービスの一部または全部に広告が含まれています。
レンタルサーバーで何ができるのか?

「TECH TREND」内で記載している価格は全て税込み表記です。 本コンテンツ内で紹介するITサービスの一部または全部に広告が含まれています。正確な情報提供に努めておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。 ※このサイトに表示している広告については、広告掲載基準をご覧ください。 ※本サイトはウェブココル株式会社が運営しております。  ※当記事のご意見は、お問い合わせフォームからお寄せください。

レンタルサーバーというものがどういうものか、というのは前の記事でなんとなくつかめたと思います。

では、もう少しレンタルサーバーの仕組みと、一体レンタルサーバーで何ができるのか、というポイントを見ていきましょう。

前回同様、ここでは共用サーバーを中心にしています。

目次

共用サーバーが果たす役割

共用サーバーでは、サーバーの知識がそれほどない初心者でも簡単にサーバーを利用できるように、あらかじめ様々な機能を使える状態にして提供されています。つまり、共用サーバーをレンタルすれば、これらの機能をすぐに使える、ということです。

共用サーバーでは、主に以下の 3つのサーバーの機能が用意されています。

  • Webサーバー:(ホームページやブログの公開用サーバー)
  • メールサーバー:(メールの送受信を行うサーバー)
  • データベースサーバー:(CMS(コンテンツマネジメントシステム)などのデータを格納するサーバー)

この各機能が事前に用意されていることにより、HTMLファイルをアップロードするだけでWebサイトを世界中に公開できたり、メールアカウントの設定をすることで好きなアドレスでメールの送受信をできたりするわけです。他にも、ファイルのやり取りをするための FTP サーバーなど、利用する機能に応じたサーバーも用意されていますが、基本的には 上の3つのサーバー機能を理解していればいいでしょう。

なお、詳しくは別ページで紹介しますが、サーバーを一から構築する必要がある「専用サーバー」の場合は、このWebサーバーやメールサーバーの機能自体を自分で設定してからではないと、使えるようにはなりません。

レンタルサーバーでできること

次に、上のサーバー機能をもとに、レンタルサーバーで何ができるようになるのか、主なものを挙げてみます。

ホームページ

  • ホームページを公開できる

ブログ

  • WordPress やMovable Typeなどのサイトやブログを公開できる
  • (レンタルサーバーにサービスがある場合)専用のブログを公開できる

独自ドメイン

  • ・独自ドメインが利用できる(サイト・メール)

その他 Web関連

  • 掲示板、アクセスカウンター、メールフォームなど、自分の好きなものを利用できる
  • 商用利用が可能なため、Webサイトを利用して収入を得ることが出来る(アフィリエイト・Adsenceなど)
  • 好きなCMS(コンテンツマネジメントシステム)を使用してSNSや非公開コミュニティなどのサイトを公開できる

メール

  • 独自ドメインを利用したメールアドレスを複数作成できる
  • メーリングリストを作れる
  • メールマガジンを配信できる

ストレージ

  • オンラインストレージとして利用できる(WebDAV機能など)

その他

  • グループウェアを利用できる(主に企業用途)
  • ウェブアプリケーション(ソフトウェア)を公開できる

レンタルサーバー独自のブログサービスを利用することもできる

上にも挙げましたが、レンタルサーバーの中には、サーバーを借りることにより、その会社独自のブログサービスを利用できるようになるところもあります。

レンタルサーバーを借りてブログを構築する場合、WordpressやMovable TypeなどのCMSをインストールして利用することが多いですが、それがスキル的に難しいような場合には、そのレンタルサーバーで利用可能なブログサービスを使用することもできます。

無料のブログサービスの場合は、広告が表示されたり、サービス終了などのリスクがありますが、レンタルサーバーのブログを使用する場合はそういった制約はありませんので、安心して使い続けられます。(ただ、独自ドメインを使用していなければ、そのままドメインを変更できないので、そのまま使い続けなければなりません)

レンタルサーバーを利用するのに必要な知識

レンタルサーバーで上記のようなサービスを運用していくにあたり、どのくらいの知識が必要でしょうか。

主に使用されるであろう機能を分類してみると、以下のような感じでしょうか。

難易度低

  • ホームページビルダー等のアプリケーションでHTMLサイト作成し、公開する
  • 独自ドメインを設定する

難易度中

  • WordPressなどでブログを構築する(簡単インストール機能などを利用)
  • 独自ドメインでメールを運用する

難易度高

  • 自作CGIなどパーミッションの変更などが必要な機能を利用する
  • 簡単インストールなどの機能がないCMSをインストールする
  • CMSをカスタマイズする
  • データベースに触れる

上記の分類はあくまで私の主観なので、人によって感じ方は変わるかもしれません。

難易度低~中程度のレベルであれば、レンタルサーバー会社のマニュアルを見たり、サポートに教えてもらうことで初心者でもやれると思います。

ただ、難易度高のレベルになると、管理会社にはサポートしてもらえない内容になってくるので、自分でネットで調べて、試行錯誤できる知識量が必要になってきます。

レンタルサーバーはMacでも使える?

レンタルサーバーの主な機能は、基本的にブラウザから操作することが多いです。

そのため、ユーザーが利用しているOSに依存することはありません。Windows や Macだけではなく、iPad などのタブレットからでもある程度操作は可能です。

Want to share?

WRITER

TECH TRENDSは最新のインターネット・ウェブ業界情報について発信するナビゲーショナルメディア。IT業界におけるビジネス情報をはじめ、Web3.0、AIなどにも精通するメンバーが集まり、質の高い確かな情報を発信します。

目次